1日1文、英文解剖 Day29/100|分詞・分詞構文(現在分詞と過去分詞の形容詞用法)
① 今日の一文
📝 訳:割れた窓が冷たい空気を入れ込んだ。
② 骨格をつかむ
主語 動詞(句動詞) 目的語
主語 The broken window の中心は名詞 window。
動詞は句動詞 let in(〜を中に入れる)。
目的語は the cold air(冷たい空気)。
③ つまづきポイントを一つずつ解剖
🔍 ポイント1:broken は形容詞?動詞?
broken は動詞 break の過去分詞形ですが、ここでは 名詞 window を修飾する形容詞 として使われています。
「壊れた(=誰かによって壊された)」という受動の意味を持つため、過去分詞が使われます。
名詞を修飾するとき、能動・進行の意味 → 現在分詞(〜している)、受動・完了の意味 → 過去分詞(〜された)で判断します。
• a sleeping baby(眠っている赤ちゃん)→ 赤ちゃんが自分で眠っている = 能動 → 現在分詞
• a broken window(割れた窓)→ 窓は誰かに割られた = 受動 → 過去分詞
🔍 ポイント2:分詞が名詞の前に来るとき・後に来るとき
分詞が単独で名詞を修飾する場合は 名詞の前に置きます。
分詞に他の語句が伴う場合は 名詞の後ろに置きます。
✅ 後置修飾(語句を伴う):the window broken by the storm(嵐によって割られた窓)
🔍 ポイント3:let in という句動詞
let in は「〜を中に入れる・通す」という意味の句動詞です。
今回の文では、割れた窓が物理的に冷気を通してしまっているイメージです。
✅ Don't let in strangers.(見知らぬ人を家の中に入れないで)
④ もう一度全体を読む
broken(過去分詞・形容詞用法)が名詞 window を前から修飾し、「割れた窓」という意味のかたまりが主語になっています。
句動詞 let in が「入れ込む」という動詞の働きを担い、目的語 the cold air へとつながる、シンプルだけど分詞の使い方が凝縮された一文です。
⑤ 次回予告
この文、冒頭の Walking along the street は誰が歩いているのでしょう?
動詞のように見えるのに主語がない——その謎を解く鍵を、あなたはもう持っていますか?